【コーチングを学ぶ方法】おすすめスクールや失敗しない学び方

コーチングは
コーチが相手の内面にある答えを引き出し、
理想の状態に導く目標達成の手法です。

マネジメント、自己成長、子育てなどにも
活かすことができるため、
学ぶ方も年々増えています。

そこで、

  • 「コーチングってどう学ぶの?」
  • 「自分にはどんな学び方が向いている?」
  • 「無駄な時間や費用をかけたくない」

このような思いにお答えしながら、

スクール、本、動画での学び方や
コーチングを学ぶ前に絶対に知っておきたいこと、

効率の良い独学の方法、
他と差をつけるコーチングも
まとめてご紹介します。

この記事では、プロフェッショナルコーチが
あなたに合ったコーチングの学び方を
お伝えします。

1.コーチングを学ぶ方法

コーチングを学ぶ方法は3つあります。

あなたの生活スタイルに合った最適な学び方のヒントになると思います。

1-1.コーチングスクールで学ぶ

スクールで学ぶ最大の魅力は、何百回とセッションの経験を積んできたプロのコーチから直接学べることです。

特に一流から学ぶと、独学では到達しづらい深い学びや気づきを得られるためコーチとして成長が早く、視野も格段に広がります。

また、スクールでの学びは、一緒に学ぶ仲間との情報交換やお互いのセッションをフィードバックし合うなど、1人ではできない学び方もあります。

コーチとして独立したい、今の仕事に活かしたい、教育に取り入れたい、いずれにしても人にコーチングを提供する以上、あなた自身が信頼されるコーチであることが必須です。

おすすめのスクールを知りたい方は下記より5章へどうぞ
おすすめスクール5選

1-2.コーチング関連の本を読んで学ぶ

新しい知識を得るには、本を読むことが最も効率的です。

まずは読みやすい本や書店やアマゾンでオススメされている本を手に取ってみるといいでしょう。

1冊では知識が偏ることがあるため、2〜3冊は読めるといいです。

プロコーチの筆者が実際に読んでみて良いと感じた、コーチング初心者におすすめの3冊をご紹介します。

■コーチングをサクッと理解したいなら
新 コーチングが人を活かす

■コーチングの全体像を知りたいなら
この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本

■コーチングの具体的なスキルを知りたいなら
マンガでやさしくわかる コーチング

1-3.動画のコーチング講座で学ぶ

動画で学ぶ方法も有効です。

オンライン学習サイトには、低価格で有益な情報が多くあります。

動画選びに迷ってしまうかもしれませんが、

  • 自分の目的にあっているか
  • 実績のあるコーチが担当か
  • 口コミ評価は良いか

このあたりを確認すれば、大きく失敗することはないでしょう。

ここで1つ注意点をお伝えします。

中には動画購入だけで資格が取れてしまうものもありますが、その資格はあまり当てにしないほうがいいと思っています。

なぜなら、コーチングの資格は医師や弁護士のような国家資格ではなく、全て民間資格であり、極論を言えば、誰でも資格を発行できてしまうからです。

本来、資格はプロのコーチに実際のコーチングセッションや知識の習得を認められて発行されるものです。

あくまで動画での学習は、自分のペースで気軽に学べる最適な方法と捉えるといいでしょう。

2.コーチングスキルを最短で学ぶ独学法

ここまでコーチングの学び方を3つご紹介し、信頼されるコーチを目指すならスクールで学ぶことがおすすめとお伝えしました。

とはいえ、「スクールで学べるなら学びたいけど、そうはいかない」事情があることもわかっています。

そこで、どうしても費用をかけられない、時間が取れないという方に向けて、筆者が実際に試して最も効果の高かった独学法をご紹介します。

本×コーチング体験×動画

実際に試してみた結果、この学び方が最強でした。

この学び方のポイントは順番です。

①本で基礎知識を入れる(全体像を把握する)

②コーチングセッションを受ける
(体験レベルでOK)

③動画で繰り返し学ぶ
(学習レベルに合わせて本も読む)

最短でコーチングを身につけるには、自分が最終的に目指すゴールをあらかじめ知っておくことが大切です。

筆者自身は、まず本を読んでコーチングの全体像を掴みました。スキルなどは後回しです。

なんとなく理解できたところで、コーチングを受けました。

コーチングを受けると、セッションの流れが掴めるので進め方がわかります。

それから、具体的なスキルや知識を動画や本で学んでいきました。

あとは、ひたすら実践です。

会社の同僚や友人など身近な人からコーチングをしていくと気楽にできます。

これが独学でコーチングスキルを身につける最も最適な方法だと思います。

この章では「独学をするなら」という視点でコーチングの学び方をお伝えしていきました。

しばらく独学を続けた私ですが独学に限界を感じ、最終的にスクールで学んでいます。

どう学ぶのかを選択するのはあなたですが、スクールでは

  • 共に高め合える仲間がいる
  • プロのコーチから直接学べる
  • 自分のコーチングにフィードバックを貰える
  • 何度も質問ができ、疑問を解消できる
  • コーチングを学ぶための最適な環境に身を置ける

など、スクールだからこそ得られる学びがあることは確かです。

どんな学び方にしても、自分に合った方法で最大限の学びを得られる工夫が大切ですね。

3.失敗しないスクールの選び方

ここからは、スクールで学ぶ方に向けてご説明していきます。

独学と迷われている方もコーチングに限らず、何かを学ぶ時に役立つ内容ですから、目を通されることをおすすめします。

コーチングスクールには個人経営のスクールから大手スクールまで様々存在します。

「どこで学べばいいのか迷う」

「何を基準に良し悪しを判断すればいいのでしょうか?」

多くの方からいただくこちらの質問に沿って、失敗しないためのスクールの選び方を3つの観点からご紹介します。

3-1.目的にあっているか 

何のために学びたいのかを明確にしておくことが大切です。

なぜなら、目的によってスクールや受けるコースが変わってくるからです。

コーチを目指すなら、スキルの証明となる認定資格を取得できるスクール選びが欠かせません。

参考にするポイントとして、世界的に認められたICFという国際コーチング連盟に認可されたスクールを選ぶと良いでしょう。

今の仕事や教育にコーチングを取り入れたい方は、認定資格の有無や種類はあまり気にしなくて良いかもしれません。

資格の種類や保有しているかで判断されることがないためです。

それよりも誰から教わるのか、どんな内容なのか、カリキュラムはしっかりしているのか、
このあたりが大切になっていきます。

口コミなども見て自分の目的に合っているかを確認しましょう。

3-2.信頼できるコーチ/スクールか

信頼できるかどうかの基準は、教わるコーチに実績があるか、スクールとしての実績があるかです。

社会的に広く認められた資格を持ち、経験豊富なプロコーチが在籍するスクール選びが欠かせません。

スクールによっては、講座の担当者が明記されておらず、空いた人が担当する場合や誰が担当するかわからない場合もありますので、必ず担当のコーチを確認しておきましょう。

コーチングだけに限ったことではありませんが、誰から学んだかであなたがコーチになったときに、圧倒的な差が出てしまいます。

「誰から学ぶか」は物事を習得するにあたって非常に重要なことなのです。

3-3.受講後のフォローがしっかりしているか

受講後にも学びの機会があるかは、非常に重要なポイントです。

受講後のフォローを勉強会として開催しているスクールも多く存在します。

受講後も継続して学び続けることで、コーチングの理解をより深めることができます。

フォロー会や勉強会には、意識の高い方や積極的な方が集まりますから、新たな出会いがあり、人脈だけでなく、人生の幅も広がります。

可能な限り、受講後の勉強会を開催しているところを選びましょう。

受講後のキャリア支援をしているスクールもあるので一つの検討材料にしてもいいでしょう。

4.コーチングを学ぶ前に知っておきたいこと

独学、スクールに関わらず、コーチングを学ぶ前に知っておきたいことを回答形式でご紹介します。

4-1.オンラインでも効果はある?

オンラインでも十分に効果を得ることができます。

オンライン化が進む前から世界(特にコーチングが生まれたアメリカ)ではスカイプやZoomなどのオンラインツールが積極的に使われています。

オンラインのほうが時間や場所に融通が効きやすかったり、自分の世界に没頭できるということで対面より好まれていたりします。

4-2.コーチングは今後も需要ある?

今後も需要が増えると考えています。

日本のコーチング市場は、2015年の50億円から4年間で300億円に成長しており、6倍にまで拡大しています。

アメリカの人口は日本の3倍にも関わらず、コーチングがあたり前のアメリカの市場規模は、日本の50倍です。

これだけの差があると、今後も日本でコーチングが必要とされることがわかります。

4-3.スクールの料金相場は?安くても大丈夫?

どこまで学びを極めるかによりますが、
一般的に50万〜150万ほどかかります。

価格だけ見ると、高すぎると感じますよね。

コーチングの学びは一生使えるため、それ以上の価値があるということです。

また、学習期間は1週間程度のものから半年かかるものまであります。

一つ注意していただきたいのは、相場から大きく外れた安い価格のスクールです。

そもそも教えるコーチが資格を持っていなかったり、中には、とりあえず資格だけを発行するようなスクールもあります。

信頼のある認められた資格を取るには、ある程度の費用がかかることは想定しておきましょう。

5.おすすめスクール5選

■NLP-JAPANラーニング・センターが提供する
NLPプロコーチ認定プログラム

心理学NLPの学びを提供する国内最大手のNLP総合スクールです。

一般的なコーチングの手法にプラスして、NLPならではの大きな変化を人にもたらす、“ 魔法のような効果 ”を取り入れたNLPコーチングを提供しています。

米国NLP&コーチング研究所から認定を受けており、世界的権威から直接学べることが特徴の一つです。

銀座コーチングスクール

仕事でコーチングを活用したい方から国際資格取得を目指す方まで、
幅広いニーズ対応した、20年以上続くコーチングスクールです。

少人数制で全国40拠点以上で開催しているため、対面で直接学びたい場合、通いやすい点も特徴の一つです。

国際コーチング連盟(ICF)の認定取得スクールとしてプログラムを提供しています。

CTIジャパン

「コーアクティブ・コーチング」と呼ばれるコーチングを採用しており、基礎コースから上級コースまで展開しています。

コーアクティブとは、協働的という意味で、コーチとクライアントが協力し合いながら関係を築いていく特徴があります。

コーチングを仕事や生活で活かしたいという方から、プロコーチを目指す方まで、幅広いニーズに対応できるカリキュラムです。

コーチ・エィ アカデミア

コーチ・エィアカデミアは、コーチングスキルだけではなく、コーチングマネジメントを中心に、1年〜1年半かけて継続的に学ぶプログラムです。

特徴の一つとして、受講生一人ひとりにコーチがつき、学びを進めていきます。

こうすることで自分のマネジメントスタイルを見つめ直しながら、コーチング・マネジメントを学ぶことができます。

コーチェット

経営者・マネージャーに特化したトレーニングプログラムを提供しています。

プロコーチの資格の発行はありませんが、「人を育てる」ことに焦点を当てたプログラムです。

多くのスクールが集合型で学ぶのに対して、コーチェットはマンツーマンで学んでいきます。

6.コーチング×心理学NLP=最強スキル

武道や芸術の「〇〇流」といった流派のように、コーチングにもアプローチや考え方が異なる
いくつかの種類があります。

最初に他のコーチングを学んでも、その学びの深さから、いずれ必ずたどり着くと言われる
NLPコーチングをご紹介します。

6-1.NLPコーチングとは?

NLPコーチングとは、一般的なコーチングの手法にプラスして、

「人の思考と行動に影響を与える」NLPの脳科学や心理学を取り入れたコーチングです。

(心理学NLPの詳しい解説は6-3でします)

心理学NLPの特徴の一つに、クライアントの限界や行き詰まりを生む「心理的なブレーキ」「上手くいかない無意識の行動パターン」「ネガティブな感情を根本から取り除く」といった「大きな変化を人にもたらす、魔法のような効果」があります。

そのため、一般的なコーチングの手法では難しかった、以下を可能にしています。

  • 心や脳の構造を駆使した目標達成・問題解決
  • 結果を妨げるマイナス面の解消
  • 成功の加速/ブレイクスルー
  • 思考や行動パターンの変化 など

さらに心理学NLPは、ビジネスシーンで活用される心理学としても、注目を集めており、人の内面と感情をコントロールし、人と良好な関係を築くためのスキルが豊富にあります。

他にも日常会話など様々なシチュエーションですぐに使える点も人気の一つです。

例えば、「ペーシング」といった相手の話す速度や声の大きさを合わせるスキルで関係性を築きやすくするなど、よく知られている対人コミュニケーションスキルは、NLPから生まれたものが多く存在します。

そのため、コーチングの入門としてもNLPは学びやすいのです。

もし、最初にNLPコーチングを学ばなかったとしてもコーチングを続けていれば、いずれ確実にNLPコーチングを学ぶことになると思います。

6-2.一般的なコーチングとの違い

結論からお伝えしますと、一般的なコーチングだけでは到達できなかったレベルに他者を導くことができる点です。

理由をご説明していきます。

コーチングをやっていて行き詰まりを感じてしまうことがある。

クライアントによっては、コーチングが表面的で機能しない。

長くコーチングをしているプロの方ほど、このように感じることがあります。

コーチングは、ポジティブな心理状態の方には非常に効果的な手法です。

しかし、世の中にはポジティブな心理状態の方ばかりではありません。

どんなにポジティブに見える方でも誰でも悩みやトラウマ、コンプレックスなど何かを抱えているものです。

そして、このことに本人が気づいていないことも多く、ポジティブに振る舞うことでそのネガティブな部分から目をそらしていたりします。

誰しも大小関わらず、心の傷があるものですが、ベテランのコーチほど、心に傷を抱える方にコーチングをした時に、一般的なコーチングのスキルだけではうまくいかないと痛感しています。

これでは、コーチとしての自信もクライアントからも信頼をも無くしてしまう。

実はこのようなコーチが驚くほどたくさんいるのです。

そこで、限界や行き詰まりを感じたコーチが、一から心理面の構造や脳と心の機能、カウンセリングやセラピーで扱う手法について学ぶために心理学NLPとコーチングを掛け合わせたNLPコーチングを取り入れる方が増えています。

NLPコーチングは深層心理へのアプローチが可能となり、表面的な変化だけでなく、無意識レベルでの変化も手に入れる事ができるようになります。

心理学の世界では、意識と無意識の関係は1対99と言わていますから、その大多数を占める無意識にアプローチできるとなると、NLPコーチングの成果がどれだけ高いのか、おわかりいただけると思います。

6-3.コーチングのベースとなる心理学NLP

心理学NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる心理学。

NLPは、仕事やビジネス・人間関係など、人生全般をアップデートしたい方にとって価値ある学びがあり、

  • セルフイメージ、自己肯定感を高めること
  • 目標達成、問題解決の能力を高めること
  • 人生のビジョン、ミッションを明確にすること
  • コミュニケーション能力を飛躍させること
  • 心の傷やマイナス面を解消すること

など、人生をより良くするために必要なことを、バランスよく学ぶことができます。

その驚異的な効果性を得るために、世界のトップビジネスシーンやスポーツの世界だけでなく、オバマ元大統領、クリントン元大統領をはじめ、欧米ではたくさんの政治家もNLPを学んでいるほど。

日本でも、ビジネスパーソン、経営者、教育者、カウンセラー、コーチ、セラピスト、主婦、医師、弁護士、そして学生など、幅広い層に支持されてNLPを学ぶ方が増えています。

NLPを学ぶと、良好な人間関係、信頼関係を築いたり、人を動かす影響力を常に発揮できたりと、どんな場面でも欠かせないコミュニケーションスキルを身につけることができます。

これらのスキルがコーチングのベースとして様々なところで活用されています。

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ここまでお読みいただきありがとうございます。

まだこれから、他のサイトも見てどのコーチングを学ぶか、どのように学ぶか吟味されていくかと思います。

間違いなく言えることは、心理学NLP、NLPコーチングを学ばれた方は1段階も2段階も仕事や人生のステージを上げてより良く変化させていらっしゃいます。

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この記事が少しでも、これからコーチングを学ぶあなたのお役に立てましたら何よりです。